イベルメクチンの飲み方
イベルメクチンの飲み方について
イベルメクチンがコロナに有効なのでは?と現在注目を集めています。
しかし、飲み方についてはあまり知られていないのが現状です。
イベルメクチンの飲み方について調べた情報をお知らせします。
※新型コロナウイルス感染症に関わる情報の含まれている記事です。
厚生労働省や首相官邸のウェブサイトなど公的機関の情報もご確認ください。
臨床試験で実施されている飲み方
現在イベルメクチンのコロナウイルスに対する有効性は研究中で、明確に「どのくらい量が飲めばいいのか」というのはまだわかっていません。
しかし、現在臨床試験ではどのような飲み方をしているのかはある程度開示されています。
なお、研究機関によってそれぞれ投与量が異なっています。
ここではFLCCC(Front Line COVID-19 Critical Care Alliance)で試されている飲み方を紹介します。
※イベルメクチンを用いての治療はWHOや厚生労働省から認可されておりません。
予防に関する飲み方
1回につき0.2mg/kg(50kgの方なら10mg)を食前または食後に服用します。
当日に1回服用し、48時間後にもう1回服用します。
その後は週に1回服用します。
早期治療に関する飲み方
1回につき0.2~0.4mg/kg(50kgの方なら10~20mg)を食前または食後に服用します。
1日1回の服用を5日間、または回復するまで服用します。
服用量の目安を表にしました。
体重/錠数 | 3mg錠 | 6mg錠 | 12mg錠 |
---|---|---|---|
15~24kg | 1錠 | 1/2錠 | 1/4錠 |
25~35kg | 2錠 | 1錠 | 1/2錠 |
36~50kg | 3錠 | 1錠+1/2錠 | 3/4錠 |
51~65kg | 4錠 | 2錠 | 1錠 |
66~79kg | 5錠 | 2錠+1/2錠 | 1錠+1/4錠 |
80kg以上 | 6錠~ | 3錠~ | 1錠+1/2錠~ |
横にスクロールで表の全体を確認できます。
独自で高用量のイベルメクチンの服用は危険

イベルメクチンは副作用が少ないといわれていますが、全くないわけではありません。
また、誰もが安全に飲める薬ではなく、要注意な人もいます。
特に注意が必要なのが高齢者や妊婦、体重15kg未満の小児です。
これらの人たちは医師の相談なく勝手に服用するのはとてもリスクが高いことです。
詳しくは「イベルメクチンの副作用」をご確認ください。
また、上記に該当しない人でも、外国では大量に飲んで病院に運ばれたという事例も報告されており、注意喚起されています。
大量に摂取すると、それだけ副作用のリスクは上がります。
自己判断での大量服用は危険です。
腸管糞線虫症や疥癬の治療の飲み方

本来のイベルメクチンは腸管糞線虫症や疥癬の治療で使われる薬です。
腸管糞線虫症や疥癬の治療ではどのように使用するのか調査しました。
【腸管糞線虫症の治療で飲む場合】
腸管糞線虫症に用いる場合は、体重1kg当たり約200μgを2週間間隔で2回、水と一緒に服用してください。
飲む量の目安は下記の表を参照にしてください。
【腸管糞線虫症・疥癬治療で飲む量の目安】
体重/錠数 | 3mg錠 | 6mg錠 | 12mg錠 |
---|---|---|---|
15~24kg | 1錠 | 1/2錠 | 1/4錠 |
25~35kg | 2錠 | 1錠 | 1/2錠 |
36~50kg | 3錠 | 1錠+1/2錠 | 3/4錠 |
51~65kg | 4錠 | 2錠 | 1錠 |
66~79kg | 5錠 | 2錠+1/2錠 | 1錠+1/4錠 |
80kg以上 | 6錠~ | 3錠~ | 1錠+1/2錠~ |
横にスクロールで表の全体を確認できます。
まとめ
イベルメクチンのコロナへの有効性はまだ研究中です。
イベルメクチンは副作用の少ない薬といわれていますが、容量を超えた飲み方をすると様々なリスクがあります。
これからコロナウイルスの予防や対策として持っておきたいという方は、副作用や飲んではいけない人等の情報を踏まえて、適切な量で使うことが大切です。